映画『COLD WAR(コールドウォー) あの歌、2つの心』が、2019年6月28日(金)よりヒューマントラストシネマ有楽町、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国順次公開となる。18年カンヌ国際映画祭 監督賞受賞作、日本公開へ
映画『COLD WAR(コールドウォー) あの歌、2つの心』は、2018年カンヌ国際映画祭 監督賞受賞作品。ヨーロッパ映画賞(最優秀作品賞、最優秀監督賞、最優秀脚本賞、最優秀女優賞、最優秀編集賞)と5部門で受賞を果たし、ナショナル・ボード・オブ・レビューやニューヨーク批評家協会賞では最優秀外国語映画賞を受賞。現在、オスカー最有力
ルイヴィトンサングラスコピーとの呼び声高い作品だ。第91回アカデミー賞3部門ノミネート
第91回アカデミー賞において、監督賞(パヴェウ・パヴリコフスキ)、撮影賞、外国語映画賞の3部門にノミネートされた。前作『イーダ』に続きアカデミー賞受賞なるか、賞レースの行方から目が離せない。冷戦に引き裂かれた恋人たちの物語
映画『COLD WAR(コールドウォー) あの歌、2つの心』は、冷戦であった1950年代の物語を描く。ポーランドの民族合唱舞踏団で出会ったピアニストのヴィクトルと歌手志望の女性ズーラが、15年に渡って「西側」「東側」の間で揺れ動き、別れと再会を繰り返し、紡いだ2人の愛と特異な運命の物語を綴る。“つまらないシーンや会話で物語を進めたくない”
映画『COLD WAR(コールドウォー) あの歌、2つの心』の特徴は“無駄のない”その演出方法。映像はモノクロで映し出され、「つまらないシーンや会話で物語を進めたくない」という監督の意向のもと、極力情報量を排除した画面や物語の構成となっている。
象徴的に用いられる音楽は、ジャズ、民族音楽、伝統民謡など、地域、時代を超えた多種多様なジャンルから選曲。様々なテイストの音楽を使い分けることで、2人の存在する「時代」「場所」「想い」などを言葉で語らず音楽によって表現したという。アカデミー賞 外国語映画賞、映画『イーダ』のパヴェウ・パヴリコフスキ監督
監督は、映画『イーダ』で第87回アカデミー賞・外国語映画賞に輝いた、ポーランドのパヴェウ・パヴリコフスキ。映画『コールドウォー あの歌、2つの心』ではポーランド・ベルリン・ユーゴスラビア・パリと世界中を周り、モノクロ映像で男女のラブストーリーを描き出す。
主人公のヴィクトルはトマシュ・コットが、歌手志望の女性・ズーラはヨアンナ・クーリグが担当。冷戦中、「西側」「東側」で分かれた二人の愛は結ばれるのだろうか…。あらすじピアニストのヴィクトルと歌手志望のズーラはポーランドの音楽舞踏学校で出会い、愛し合うようになる。冷戦中、ヴィクトルは政府に監視されるようになり、ベルリン
セリーヌベルトコピーでの公演時、パリに亡命する。歌手になったズーラは公演活動で訪れたパリやユーゴスラビアでヴィクトルと再会する。ズーラは彼とパリに住み始めるが、やがてポーランドに戻ってしまい、ヴィクトルも後を追う。二人の愛は結ばれるのだろうか・・【作品情報】映画『COLD WAR(コールドウォー) あの歌、2つの心』
公開日:2019年6月28日(金)よりヒューマントラストシネマ有楽町、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国順次公開
監督:パヴェウ・パヴリコフスキ
脚本:パヴェウ・パヴリコフスキ、ヤヌシュ・グウォヴァツキ
撮影:ウカシュ・ジャル
出演:ヨアンナ・クーリク、トマシュ・コット、アガタ・クレシャ、ボリス・シィツ、ジャンヌ・バリバール、セドリック・カーン 他
原題:ZIMNA WOJNA